マジックコンベンションに参加したらトレビあんなことが!
8月13日、14日に名古屋で行われたマジックコンベンションに出演してきました。
お客さんとしての参加でなく出演者として初参加。国内最大級のコンベンションです。
ちなみにマジック界のコンベンションとは人気のある有名マジシャンのステージショーを目玉とし、テーブルマジックショー、プロによるレクチャー、コンテスト、マジック道具の販売ブース、交流をするためのお食事会などなど、マジック愛好家には垂涎ものの企画ばかりの大変楽しい会議なのざます。
主催はUGM(ゆーじーえむ)というマジックショップ、ショップというより企業。社長が山本勇次さん。ゆうじさんがやってるマジックショップなのでUGMといいます。UGMさんは国内での大きなコンベンションをもう32年続けてこられたそうです。32年て、、すっげーな。
ピエールはテレビに出てはいるもののマジシャンの中ではテクニックも知識も大したことがないのでこういったマジック愛好家の集まる場所にはあまり呼んでもらえなかったのざます。
もうね。オファーをいただいてから数か月、嬉しいやら不安やらドキドキしておりました。なにせお客様もマジシャンですから。
何を演じたらお客様に喜んでいただけるのか、悩んで出した答えは今この時点で出来るマジックだけにしようということ。奇を衒う必要はなくいつものピエールがどんなマジックを演じているのかを見たいに違いないとの判断です。しかしながらその組み合わせにはさらに悩みました。
ピエールが考えねばならなかったのはオープニングショー、キャバレーショーとテーブルマジックショー。殊テーブルマジックに付いては当日の朝まで悩んでおりました。いつも演じているマジックの中に一つだけマニアックかつ大勢の方に見やすい作品に差し替え。演じたマジックすべてに高評価を得られ、特に数年練ってきたとあるマジックを先輩ふじいあきら師に「複雑になりやすい状況なのにわかりやすく演じていてさすがだね」といわれとても嬉しかったざます。でも、いくつもある僕の出番の一番最後にとんでもないミスをやらかしてしまったことを先輩ドクターレオン師はみのがしませんでしたけど。(忘れてくれー)
名立たるマジシャンたちに仲間入りさせていただいて本当にトレビあんな2日間でした。特に師匠の師匠であるジョニー広瀬師と食事の時と偶然にも帰りの電車でもご一緒になり、貴重なお話をたくさん聞かせていただいて本当に勉強になりました。
残念ながらマジックを演じているところは写真でアップできないので撮影さえしてませんがコンテストに参加した若手のみなさん、むちゃくちゃ不思議でした。(だって本当にわからなかったんだもの)おとなり韓国から参加されるマジシャンも多く、そのレベルの高さは舌を巻くほど。それより驚いたのは、通訳が入り演技時間が伸びてタイムアウトになるためことを避けるため日本語を特訓してコンテストに臨んでらっしゃること。ほんと頭が下がります。
マジックってほんと楽しいな。見るのも演じるのも楽しいけど、マジック好きな人とお喋るするだけでもとにかく楽しくて。あっという間の夢のような時間でした。
他にも書きたいことあるけれど、ここまで。昨日から(8月17日)通常運転、マジシャンとしてもっと精進、頑張るざます!